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光陰流水の如し

大阪出身の私が、東京に好んで住む大きな3つの理由

大阪出身の私が、東京に好んで住む大きな3つの理由

東京という街にどういうイメージを持つだろう。
東京に住んでいる人からするとイメージも何もなく、それが日常だ。
しかし、地方に住む人にとっては少しハードルが高い大都会といったところだろうか。

タイトル通り、私は大阪の出身だ。
大阪で生まれ育ち、大学を卒業するまで大阪の実家で暮らした。
決して、大阪が嫌いなわけではない。
大好きな家族が住む場所だし、愛着がないわけではない。

そんな私も、東京に移り住んで十余年になる。
私は、この先も大阪に帰郷し、住み着くつもりはない。

なぜなら東京という街が好きだからだ。


一般的に大阪出身の人は、東京を好かない傾向にある。

それは東京が日本で1番大きな都市で、大阪がその次の2番だからだろうか。
そういったやっかみもあるだろう。

だが、私は東京が好きだ。

大阪でも仕事を見つけようと思えば可能だろう。
しかし、それはしない。

なぜなら私は、東京に好んで住んでいるからだ。


そんな私が、東京に好んで住む大きな3つの理由がある。
①なんでも揃う
②選択肢が多い
③どこに行くにも便利

これら3つは一見、地方都市であればそれなりできそうだが、東京は桁違いだ。

これらの理由についてこれから述べていこう。

①なんでも揃う

誰もが知っている事だが、東京にいれば欲しいものはなんでも揃う。

これは、実は知っているようで知らない事だ。

東京は人口が非常に多い。
世界屈指の人口密度を誇る。
「人が多いところに商機あり」ということもあり、モノ・ヒト・カネが東京には集まって来る。

経済の面でも、物流の面でも、東京は日本の中心だ。
真に成功を収めるためには東京で、勝つ必要がある。

そういう背景のもと、さまざまな物が集まって来る。

例えば、海外の有名なブランドの製品もまずは東京に進出してくる。
流行発信地である東京で成功してから、各地方都市に展開して行く。

例えば、日本の地方の名産品も東京である程度のものは購入することが出来る。

有楽町、銀座、東京駅付近に赴けば、たくさんの地域のアンテナショップが軒を並べ、さまざまな地域の名産品を購入することができる。

購入できるものの種類で言えば、日本では東京の右に出る場所はない。

それは、先に述べたように、ひとえに東京のマーケットの大きさに起因する。

大きなマーケットには、自ずといろんなものが集まって来る。

東京はなんでも揃う街だ。

それは私にとって、重要なことだ。

②選択肢が多い

これは①にも関係するが、東京は何をするにも選択肢が多い。

例えば、服を買いたい時に大阪であれば、梅田か心斎橋のどちらかになる。

しかし、東京の場合、その選択肢は非常に多い。
年代にもよるが、服を買いたい時に選択肢としてある場所は、渋谷、原宿、表参道、新宿、池袋、銀座と、挙げるだけでもキリがない。
そのどれもが大規模な街で、その街だけでも服を買うのに完結するほどだ。


例えば、就職先の企業もその選択肢は多いと言える。
日本の経済の中心地である東京は、所在する会社の数も桁違いに多い。
企業が多いということは、働き方の選択肢も広がる。
地方の会社に勤めていると、一生同じ会社で働き続ける人も多いだろう。
それが悪いわけではないが、転職先の選択肢は少ないと言える。
その結果、たとえ嫌でも同じ会社で働き続けなければならない。

一方東京には無数に会社がある。
もちろん、転職を簡単にできるとは言わないが、少なくともその選択肢は限りなく多い。

どういった働き方をしたいかで、会社を選択することもできるだろう。

このようにさまざまな選択肢が東京には溢れている。
当然、それだけで皆幸せになれるわけではないが、選択肢がないよりはあった方が、自分らしく生きることができる可能性は高い。

そういった意味で、選択肢が多いことも東京の魅力の1つだ。

③どこに行くにも便利


「全ての道は東京に続く」というくらい、どこに行くにも便利な街が、東京だ。

国内外問わず、さまざまなところへの交通が発達している。

例えば国内でいえば、羽田空港から日本各地に行けない県はないくらい路線網が充実している。
大阪伊丹空港もそれなりに充実はしているが、その規模が違う。

新幹線もそうだ。
東京発で北は現在なら北海道まで、西は福岡まで一本の新幹線で行くことができる。
北陸新幹線や、新潟に向かう新幹線、長野に向かう新幹線もある。
東京を中心として、国内であればどこにでも行けてしまう。
それも大抵は、一本の新幹線で。

高速道路網も発達している。
これも、新幹線と同様に日本全国へと張り巡らされている。

日本地図を見てもらえばわかるが、日本国内の交通網は東京を中心にまるで蜘蛛の巣のように張り巡らされている。

もちろん、ほかの地方都市も張り巡らされてはいるが、東京に勝る都市はない。



次に、国外だ。

成田空港は「日本の玄関」と評されるだけあって、世界各国とつながっている。
その数「100カ国以上」だそうだ。

厳密に言えば、成田空港は千葉県にあるが、東京都心から1時間程度で行けることを考えると首都東京の交通の1つといっても差し支えはない。


成田空港に加えて、現在羽田空港の国際空港化が顕著に進んでいる。
アメリカ・ヨーロッパ・アジア諸国に直行便を飛ばすようになり、いわゆる主要国・主要都市には羽田空港からいけるようになった。


成田空港・羽田空港を合わせると世界のほとんどの地域へ、直接赴けるという利便性が東京にはある。



まとめ



大阪をはじめとする、地方都市が決して悪いとは思わない。
また、それを否定する気もない。

しかし、これまで述べてきたように、「利便性」や「経済性」という点で東京に勝る都市が日本にないというのは紛れもない事実だ。

私は文化を含めて、東京に住むことに何一つ不満はない。
むしろ、今後地方都市に住むことができるのだろうかという不安さえ生まれるくらい満足している。

何かの調査で、世界で一番住みやすい街として東京が上がっている。
それは、まぎれもなく私の感覚と近い理由だろう。


地方から東京に出てくるかどうか迷っている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてほしい。