サッカーをあまり知らない人が、サッカー観戦を楽しむための3つの方法。
2018年ロシアワールドカップが来年に迫ってきた。
これから多くの人がサッカー観戦をしていくことになるだろう。
日本中がお祭り騒ぎの最中に、「サッカー観戦をいまいち楽しめない」といって、ノリきれない人も多く出てくるのではないだろうか。
私自身は幼い頃からサッカーをやっていたし、観てきたので、その楽しみ方は十分に理解している。
しかし、あまりサッカーを知らない人でもサッカーを観戦を楽しめる方法はある。
サッカー好きとしても、たくさんの人にサッカー観戦を楽しんでもらいたい。
そこで、サッカーをあまり知らない人でもサッカー観戦を楽しめる3つの方法を紹介しよう。
その方法は以下の3つだ。
①好きな選手・好きなチームを作る。
②点が入らないもどかしさを楽しむ
③オフサイドだけ勉強する
ここに挙げた3つの方法さえ知っていれば、今よりも数段サッカー観戦を楽しめるだろう。
それではそれぞれについて説明していこう。
好きな選手・好きなチームを作る
まずはじめに、好きな選手や好きなチームを作ることから始めよう。
スポーツには勝ち負けがあり、どちらかに肩入れして応援してこそ、白熱する。
つまり、応援するチームや選手がいなければ、見ていても、他人事でつまらない。
まずは、好きな選手を作る方法についてだが、動機は不純でも多いに結構。
例えば、「あの選手イケメン」などという理由で十分だ。
日本代表の人気選手でいえば、柴崎岳とか内田とかかイケメンと言われている。
彼らを応援するために、サッカー日本代表を応援するというのもいいだろう。
男だったら、あの選手のシュートがかっこいいとか、男としてかっこいいとか、とっかかりはなんでもいい。
また、好きなチームを作る場合と似てくるが、出身地が同じであるとか、所属チームが自分が住んでいる場所などという理由でもいいと思う。
何かしら、共通点を見いだし、選手に感情移入することが大切だ。
次に好きなチームを作る方法を紹介しよう。
1番オーソドックスな方法は、地元のチームを応援することだ。
Jリーグには20チームあり、それぞれのチームは本拠地にしている地域がある。
自分が住んでいる地域のチームを応援してもいいし、出身地のチームを応援してもいいだろう。
こちらも地域という点で、自分との共通項を見いだし感情移入できる。
日本代表は、国を背負って戦っているため、日本人である我々は感情移入しやすい。
次に、サッカーのスタイルで応援するのもいいだろう。
例えば、強くてよく勝つから応援するというのもいいだろうし、点をたくさん入れる攻撃的なチームだから応援するというのもいいだろう。
このように、好きな選手・好きなチームを作ることが何よりサッカーを楽しむ上で、大切だ。
②点が入らないもどかしさを楽しむ
サッカー観戦をあまり楽しめない人がよく言うことが、「点がなかなか入らないから面白くない」だ。
確かにゴールの瞬間が最も盛り上がる場面である。
なぜ、ゴールの瞬間が1番盛り上がるのかを考えたことはあるだろうか。
なかなかゴールが入らないスポーツだからだ。
ゴールは90分間のゲーム中、ほとんどその瞬間は訪れない。
だからこそゴールが入った瞬間に爆発的に盛り上がれるのだ。
つまり、サッカー観戦を楽しむためには、ゴールが入らないもどかしい時間帯を経て、ゴールの瞬間を爆発的に喜ぶことが大事だ。
逆にたくさんゴールが入りすぎるゲームは見ていて楽しくない。
いや、楽しくないことはないのだけれど、1ゴールごとの喜びが少ない。
ゴールが入りそうで入らない、ゴールを入れられそうで入れられないという、ギリギリの攻防を楽しみ、ゴールが入った瞬間は喜びを爆発させ、ゴールを入れられた瞬間は落胆しよう。
それが、サッカー観戦の醍醐味だ。
これらの裏を返せば、ゴールが入らないもどかしさがあるから、ゴールが素晴らしいものに感じるということ。
つまり、ゴールが入らないもどかしい状況こそサッカーの醍醐味とも言える。
③オフサイドだけ勉強する
ご存じのようにサッカーには多くのルールが存在する。
存在するのは、よりサッカーというスポーツを楽しめるようにするためだ。
サッカーをあまり知らない人が、ルールの全てを把握する必要はない。
サッカーをあまり知らない人が最も戸惑うのが「オフサイド」というルールだ。
試合中に、誰かがファールされたわけでもないのに、笛が鳴ってゲームが止まる。
こんな時、なぜ?と思ったことはないだろうか。
「オフサイドがあるからサッカーが楽しめない」というのであれば、オフサイドという反則さえ勉強してしまえば、サッカーを楽しむことができるのではないだろうか。
この記事ではオフサイドに関して、詳しくは説明はしない。
簡単に言えば、攻撃側の「待ち伏せ」行為を防ぐルールだ。
サッカーというのは、先述したようになかなかゴールが入らないからこそ面白い。
攻撃側が相手ゴールの前でずっと待っているとすぐにゴールが入ってしまう。
そうするとサッカーの面白みが激減してしまう。
それを防ぐのはオフサイドだ。
簡単に説明すると、攻撃側は守備側のキーパーを除く1番後ろにいる選手より前でパスを供給されてはいけないというものだ。
さらに付け加えると、パスを出す選手がボールに触れる段階で、守備側のキーパーを除く最後列の選手より前にいてはいけないというものだ。
このオフサイドというルールにより、守備側と攻撃側の駆け引きが行われ、簡単にはゴールすることができなくなる。
このルールを理解すれば、サッカーを見るのがもっと楽しくなること間違いない。
まとめ
サッカーは世界で最もファンが多いスポーツだ。
それだけ多くの人をトリコにする理由が存在し、それを知ることでサッカー観戦することがもっと楽しくなる。
サッカーをあまり知らない人は、とっかかりにくい部分もあるとはおもうが、先に挙げた3つを網羅すれば、サッカー観戦が好きになること間違いなし。
オフサイドを理解するのが難しいことは、まずはそのほかの2つ、好きな選手・チームを見つけることと、ゴールがなかなか入らないもどかしさを楽しむ事をはじめてみよう。
きっとサッカー観戦を好きになるだろう。