Fabio's Graffiti

光陰流水の如し

サラリーマンならいい革靴を履く事をオススメする3つの理由。

サラリーマンならいい革靴を履く事をオススメする3つの理由。

私は都内にある会社に勤めている。
通勤には、電車を利用する。
電車の中で手持ち無沙汰の時、ふいに電車内にいる人たちの靴を見ることがしばしばある。

別に靴を見ようと思って見る訳ではないのだが、つい見てしまう。

その時、ある事に気づく。
革靴に無頓着な会社員が多い事に。

例えば、明らかに手入れをしていない、靴先がカスカスの靴を履いている人。
磨かれていない汚れた靴を履いている人。
明らかに安物感が出てしまっている靴を履いている人。

私の勤め先の同僚にも、「靴なんてなんだっていい」「汚れたり、へたったら捨てればいい」という考え方の人がいる。

考え方は人それぞれであるから、全否定をする気は無い。

しかしながら、私はいい革靴を履くことをおすすめする。

その理由は以下の通りだ。
①靴で評価が変わることがある。
②結果的に安上がりになる。
③気分が上がる。

何も高級な靴を履けばそれでいいという話ではない。

これから以下にその理由を説明していく。

①靴で評価が変わることがある。

靴というのは身だしなみの一部だ。
社会人にとって身だしなみを整えるのは仕事の一環である。

想像してほしい。
例えば、スーツがしわくちゃの人が営業に来たら、あなたはその人を信用出来るだろうか?

少なくとも私はそんな人を信用できない。
自分の身だしなみひとつ整えることが出来ない人が売るものに、信用など微塵もない。

靴はそれと同じだ。

日本人は靴に非常に無頓着だ。
スーツはキレイに着ていているにもかかわらず、靴が汚い。

服装は気にするにもかかわらず、服装の一部である靴には全く気を配っていない。

靴が汚いという事は、極論すれば、しわくちゃのスーツを着ている人と何ら変わらない。

そんな人を信用できない。

これは、私の偏った見方では決してない。

実際に、商談の際、欧米では靴を見てその相手を評価するのはよく聞く話だ。

これは、欧米に限った話ではない。
日本でも、靴を見ている人は多い。

要するに、革靴によってあなたの評価が変わる可能性があるという事だ。

そのため、いい革靴を履くことは意味があると言える。

②結果的に安上がりになる。

あなたの履いているその革靴は何年履く予定だろうか?
下手とすると、1年も持たずに履き潰して捨ててしまうという人も少なくはないのではないだろうか。

購入金額自体は確かに安いかもしれないその革靴、履き潰して買い替える頻度によってはかなり高くついている可能性もある。

いい革靴を購入するとその金額に比例するように、大切に履くようになる。
大切に履くという事はつまり、靴のメンテナンスをきちんと行うようになる。

いい靴は天然の皮革を使用しているため、きちんとしたメンテナンスをすれば、数年、長い場合には十数年履き続けることが出来る。

一方、安い革靴を履いてロクにメンテナンスもしなければ数ヶ月で靴がダメになってしまう。
ものによっては製造方法自体が非常にチープで、メンテナンスをしても効果がないものさえある。


是非、日割り・月割りの金額を考えてもらいたい。
そうすると、いい靴をきちんとメンテナンスする方が安くなるケースがかなり多くなるだろう。

つまり、安い靴を買って履き潰すよりも、いい革靴を購入して、きちんとメンテナンスをしながら長年履くほうが、結果的に安上がりになるということである。

これは、わかっているようで、わかっていない人が多いため、是非とも知ってもらいたい。


③気分が上がる


これは気分の話にはなってしまうことをご了承頂きたい。

いい革靴はやはり履き心地が全然違う。
履き心地がいい靴を履いて歩くのはやはり気分がいいものだ。

自分の足に合った上質な靴を履いて会社に向かうだけで、その日の仕事へのモチベーションが高くなる。

その効果は、間接的に仕事にも影響する。



また、それだけではなく、いい革靴を履いていることで背筋がシャンと伸びる。
だらだら歩くことをしなくなり、前を見て背筋を伸ばしてまっすぐ歩くようになる。

いい革靴を履くだけで非常に、気が引き締まる。


当たり前だが足の裏が私たちの全体重を支えている。

その部分に深くかかわる革靴。

これを変えるだけで、身体的な姿勢だけでなく、精神的な姿勢も正され、結果的に気分よく過ごせるようになる。


革靴にはこんな効果もあるのだ。


まとめ

これまでに、私は「いい革靴」と言ってきたが、それは必ずしも値段が高い必要はない。
手ごろな金額でも、「いい革靴」はある。

日本製のスコッチグレインというブランドは、価格帯としてはそれほど高くないが、製品は間違いなくいい。

いい革靴というものは、こだわって製造しているため、手をかけてやれば、それなりに寿命は長くなる。


「いい革靴」=「高い」というものではない。


しかし、高いものほどこだわって製造されている面も確かにある。

当然、靴という身に着けるものなので、自分の足に合うかどうかという点も非常に大事だ。

ぜひとも、自分の足に合う素晴らしい革靴を見つけて、長く履いてほしい。

それが、結果的にあなたにいい効果をもたらすことだろう。