東京-大阪間の移動に飛行機を利用することはむしろ合理的だと思う3つの理由。
私は東京－大阪間の移動に飛行機を利用する。
この話をすると、しばしば驚かれる。
「新幹線の方が便利じゃん。」
「飛行機を使うなんて金持ちだね。」
こういった類の返答に、私は逆に驚く。
もちろん、新幹線は便利だ。
それは間違いない。
今や東京－大阪間を2時間半で結び、大仰な手続きをしなくても駅に行って切符を買って、新幹線に乗ればそれでOK。
たしかに、新幹線は便利だ。
世界中に輸出される日本の誇るべき技術だ。
しかし、飛行機を選ぶよりも新幹線を選ぶ方が合理的かどうかは話が別だ。
東京－大阪間の移動に、飛行機を使う方が合理的だと思う理由は以下の3点だ。
- 費用が新幹線より安い。
- 所要時間はほぼ変わらない。
- マイレージプログラムがある。
それでは、それぞれについて説明していきたい。
費用が新幹線より安い
この項目にまず、大きな誤解が世の中にあると思う。
もちろん条件にはよるが、費用は飛行機の方が新幹線よりも安いことが多い。
新幹線を利用すると、東京－大阪間の費用は約14,000円程度。
しかし、飛行機だと、10,000円前後で乗ることができる場合もしばしばある。
当然、事前予約割引等の割引を活用しなければならないが。
片道で、この金額の差になるので、往復を考えると結構費用に差が生まれる。
ひと昔前は、飛行機の方が高いというのが常識だったようだが、今や、新幹線の方が高いことがよくある。
新幹線は残念ながら、事前予約割引等の大幅な割引を行なっていないからだ。
それでも多くの人が新幹線を利用するので、大幅な割引を行う必要もないのだろう。
このように、しっかり前もって計画を立ててさえいれば、基本的に飛行機の方が安く利用できる。
私自身、早めに計画を立てて事前割引を適用させることで、新幹線の費用よりも安く、飛行機を利用して東京-大阪間を移動している。
所要時間はほぼ変わらない
本当は、飛行機の方が所要時間が短いと言いたいところだが、嘘になるといけないので、控え目に「変わらない」と行っておこう。
新幹線に乗っている時間、飛行機に乗っている時間を比べると、当然飛行機の方が短い。
新幹線が東京-大阪間に2時間30分ほど要するのに対し、飛行機はわずか約1時間だ。
だが、飛行機は乗るまでに少し時間を要する。
しかし、ここにもまだまだ誤解があるように思う。
飛行機は出発時間の1時間以上前に空港に行かなければならないと思っていないだろうか。
実は、現在は出発の15分前までに保安検査場を通過すればOKだ。
もちろんそれには条件があり、インターネット上で座席指定と支払いを終えている必要があること、そして預け手荷物がないことが条件だが。
上記を考慮すると今や、出発の30分前に空港に到着していれば十分である。
空港への距離にもよるが、その時間を入れても新幹線での所要時間と変わらない。
なお、空港への移動時間は、新幹線の場合も新幹線発着の駅までの移動時間がかかるため、考慮しない。
私の場合は、上記を考慮しても飛行機移動の方が所要時間は短い。
大阪・東京到着後の目的地によっても、そう所要時間はかわるとは思うが、少なくとも飛行機の方が時間がかかるという事はないだろう。
悪く言っても、東京-大阪間の移動はの所要時間は変わらない。
マイレージプログラムがある
３つ目はマイレージプログラムの有無である。
飛行機は、大半の会社にマイレージプログラムがある。
飛行機を利用すると、定められたレートでマイルというポイントが付与される。
それを貯めたのち利用して、無料で飛行機に乗れたりする。
しかしながら、新幹線にはこういったマイレージプログラムのような顧客サービスはない。
もともと国営だったからだろうか。
つまり、何回、新幹線を利用しようが、顧客に大したメリットがない。
飛行機は利用すればするだけ、メリットが出でくることを考慮すれば、やはり飛行機利用に軍配があがる。
そういった意味で、マイレージプログラムがある飛行機の方が利用に際する合理性が高いと言える。
まとめ
これまで述べてきたように、私は、東京－大阪間の移動は圧倒的に飛行機の方が合理的だと思う。
「費用が安く」、「所要時間が変わらず」、「利用すればするだけメリットがあるマイレージプログラム」がある。
この３つだけで、東京－大阪間の移動に飛行機を利用する合理的な理由になり得ると私は思う。
もちろん、新幹線を否定するわけではないが、顧客サービスという点で、航空会社と比較して立ち遅れているのは事実だ。
これらのことから、私はこれからも東京－大阪間の移動に、飛行機を利用する。
東京－大阪間の移動に、一度飛行機を利用してみてはいかがだろうか。
きっとこれまでの考え方がかわるだろう。
